創業者藤岡亜美によるエクアドル訪問記。
サリナス村を訪ねる
エクアドル・ボリバル州、最高峰チンボラソの山麓、3550メートルの高地に、石畳の小さな村があります。ポンチョを着たひとやほっぺの赤い子供が行き交い、ロバの足音が軽快に響きます。立ち止まれば、道の途中で誰かが編みもおをしていたり、庭にハチドリが飛んでいるのを見つけることができます。
20年以上前までは、周りの他の村々と同じように、過疎の村だったサリナス。 牧草しか育たない土地には、農業も成り立たず、出稼ぎに行く人が後をたちませんでした。しかし20年前に、村の神父が村びとたちに牛を寄付し、そのミルクを集めたチーズ工場が成功したのをきっかけに、周りの村も一緒に発展することを目指し、近隣の村の有機農産物を集めて加工する技術を、次々に身につけていきました。オーガニックカカオを用いた手作りチョコレートの工場も、そのひとつ。
雲をくぐり、山を下った低地の村々で無農薬栽培される、香りの高い種類のカカオだけを購入し加工しています。 カカオの栽培が行われるエチャンディアやパサヘなどの村では、農薬を使用するカカオの栽培や米資本の大規模なプランテーションへと土地の利用法が変わっていくいなかで、森林栽培で地域の生態系を保全しながら換金作物を作ることのできる、このタイプのカカオ栽培が、環境や人々の暮らしを守るための一つの砦となっています。
スイスの技術を移転した工場では、カカオを焼き、練り上げ、パッケージングするまでの行程が、すべて人の手で丁寧に行われています。 種を蒔き、水をやり、苗を植え、実を収穫し、乾燥させ、火にかけ、つぶし、混ぜ、固めて、待ち、そして包む。 カカオの鮮やかな実が、エクアドルの起伏に富んだ地形を旅して、様々な人々に出会い、美味しいチョコレートになりました。
コタカチの市場で待ち合わせしたルイス=エドゥアルドさんは、三つ編みに黒い鉱山帽が似合う人!先住民の人たちや大きなズタ袋と一緒にトラックの荷台に揺られ、トゥニバンバの彼らの畑へ。
唐辛子は、よく日本でみかけるように空を向いて実をつけずに、大きな重い実を地面に向けてもたげていた。それに、「唐辛子畑」というから、見渡す限り同じものが生えていることを想像していたのだが、少しずつ、あちこちに点々と生えている。
畑には、「少量ずつ多品目のものを植える」「伝統的な作物を植える」「作物の組み合わせを工夫する」という約束があるのだそうだ。
こうして地域の小さな畑で有機栽培される農産物を、いくつかのコミュニティーで共同で加工し、自分たちで食べたり、市場に持って行って販売する。
ルイスさんは、唐辛子をオーブンで焼いたのち粉状にして、パッケージングし始めたばかり。
その唐辛子パウダー、黒こしょう、クミンや、ショウガパウダーを鞄に詰め込んで、まだ星の見える午前4時のバスに乗り込む。
市場が開けるほどの種類のスパイスを持っているだけでなく、一つひとつについて相当な説明ができるんだから、私はなんだか行商人みたいだ。
コタカチからキト、キトのターミナルでグアランダ行きに乗り換え、最高峰チンボラソの山麓のサリナス村へ。
赤道直下にありながら起伏に富んだ地形を有するエクアドルは、たぐいまれな自然や文化多様性を有している。そういう自然のありようからインスピレーションを得たのだろうか、古くから、森に様々な作物を混栽させて育てる形の農業が伝統としてある。
それは人々の暮らしを豊かにすると同時に、住んでいる地域の森や川を保全することにもつながっていた。しかし、バスの窓からは大きなパームやしの農園や、バナナ農園、広大な大豆畑が次々と見えるように、近年、土地利用の仕方が変わってきた。
特に首都から遠い地域では、森林を伐採し、切り開いた土地で、農薬を使用した大規模な農業、外国資本のプランテーションが行われるようになった。
そんななか、小農民の有機農産物を選んで購入し、販売力のある商品へと加工するサリナス村の産業は、小農民の暮らしと、彼らが拠ってたつ森を守ることにつながっている。
サリナスは標高3550mの土地。着いてそうそう冷たい雨が降り、とてつもなく寒かった。
まずオフィスとチョコレートの工場、毛糸編みの家にも挨拶にいき、明日からの仕事を段どる。3年ぶりに来た地域を散歩。知っている顔との再会を喜ぶ。
毛糸編みの家で緑色のネックウォーマーを一つ買い、チーズと雑穀のスープを食べて、暖炉に当たって、ふとんにくるまって明日の早起きにそなえよう!朝はまだ日が昇る前から早起き。牛乳を運び終えたロバと一緒に石畳を下り、チョコレート工場へ。工場長のホルヘに白衣をもらい、みんなに笑われながらシャンプーみたいなキャップをする。工場のみんなは、スパイスを前に大騒ぎしたが、持ち場につくとプロの顔に戻る。
焼いたカカオで作ったチョコレートペーストを、ミルクと混ぜて液状にする。それを、型に一度流し込んだと思うと、すぐに型を逆さまにして流しだす。そうすると、型のまわりにだけチョコレートが残るので、まずはその部分を固める。それから、ミルクたっぷりのチョコレートや、コーヒー豆などをつめ、最後に上からもう一度チョコレートを流してもう一度待つ。
今回は、チョコレートの中に、唐辛子パウダーを入れる。映画『ショコラ』を観てからずうっと気になっていた唐辛子入りチョコレート。
マヤ文明の人たちは、カカオと唐辛子を煮だしたものを『愛の媚薬』として飲用していたという。分量を慎重に。
胡椒はトンカチでたたいて、細かく砕いたものと、丸い粒をそのまま入れた、2種類をつくってみる。ビターチョコに胡椒のスパイシーな風味が混ざって、これは大人の味。以前バーで食べたチョコレートにヒントを得た。
キヌアは、オーブントースターで焼く。地球が誇る高栄養価の雑穀。南米原産だが、NASAが最初に宇宙に持って行ったことでも知られる。
それから、クミン、いつものインタグコーヒーも。次の日は同じことを、ビターチョコレートではなく、ミルクチョコレートで繰り返した。
全ての行程が、手作業で行われる。そういえば、包みをあけてチョコを食べるとき、それが誰かの手によってつつまれたことなんて、私たちはたいてい思い出さない。
チョコレートがまずまずのできになってきた頃、製造はお任せして、ニット編みの家へ移動。海抜3550メートルだから、息が切れて仕方ない。
とうがらしの形の小袋をニットで作る企画を進める。まずは絵を書いて販売用途を説明し、ディテールについて相談する。毛糸を少しずつ切って(毛糸って手でちぎれるって知らなかった!)糸の色見本を作成しておく。できたところで、一緒にダメ出しをして、値段の取り決めもする。タグ付けの段取りや、年間計画の説明、原材料の手配に関しても聞いておく。
4日目の夜、チョコレート工場のエリシアが、晩ご飯に招いてくれた。ジャガイモを剥きながら「家に帰ったら今度は家族にごはんを作る仕事が待っているの」と嬉しそう。手伝いはいらないそうなので、お家の奥に入っていくと、キャップをかぶったおじさんが一人、鍋にいっぱいの雑草、黄色と緑に染まった毛糸を前に掃除をしている。
エリシアの甥っ子であるというそのおじさんは、薄汚れたノートを大事そうに開いて見せてくれた。一つ一つのページには、びっしり押し花のように貼ってある草と、色を出すプロセスの説明がかかれていた。胸が高鳴る。よく説明を聞くとやはり、身近にある草木などの自然素材で、毛糸の染色をしているのだという。
ここサリナスでは、主婦が誰でも関われる仕事として、ニット編みのコーポラティブを運営している。毛糸は外部から化学染料で染めた糸を購入している。
観光客や欧米に販売するための商品を作るのには、鮮やかな染色の毛糸を使用した方が喜ばれるからだ。
ふと、考えてみればチョコレートだって、欧米や日本の文化に合わせた商品を作ってもらっているわけだ。どうせ一緒に何かを作るのなら、その村の文化や自然にもっと近いものが作りたい。それに、SWcで既に展開しているサイザル麻の染色リストが、彼らの役に立つかもしれない。
*こうした経緯からSWcは2006年冬より、より現地の文化に近い商品ラインを発表します。
チョコレートとニットのケースが完成。日曜日までにできるだけの唐辛子袋とチョコレート、自然染色ニットのマフラーを、サンプル用に宿に送ってもらうことを頼む。
そしてみんなに挨拶したあと、トラックを一台つかまえ、カカオの里を求めてサリナスの山を下りる。目指すは亜熱帯の町、エチャンディア。
トラックを降りバスに乗り換えたいのだが、なかなか来ない。一緒に待っている地元の人たちにチョコレートを試食してもらった。バスの中でも、周りの座席のみんなにふるまった。みんな酔っぱらったように上機嫌で、色々言ってくる。「外国人には良いかもしれないが、ラティーノには少々辛すぎるよ」「あったかくて美味しい!これは売れるね。」何を言われても私が説明するのは同じ、「ショコラって映画知ってる?マヤ文明ではね…」。みんなのテンションがあがって行くのと反対に、窓の外には霧が立ちこめる。高地サリナスがら山を降り、私たちは雲の中に突入したのだ。よく霧のかかる、亜熱帯の森で、カカオは栽培されている。コーヒーはアフリカの原産だが、カカオは南米の原産。元々それらが、山の中にあったように、他の作物と混栽しながら、農薬を使わずに日陰栽培することで、質のよいカカオと生活に必要な作物を一緒に育てることだできる。
「ほら、あれがカカオだよ」バスの中の誰かがそう叫んだ。隣のおじさんが窓の外を指さした。
森の中に、鮮やかな黄色とオレンジと紫色の実が、幹にそのままくっついている。その姿はとても幻想的だ。
樹の高いところに小さな実を一つずつつけるこのカカオは「カカオ・ナショナル」と呼ばれ、多くが森林栽培で農薬を使わずに作られる。他のカカオに比べ収量は少ないが、ずっと香りのよい豆がとれる。サリナスは、エチャンディアや他の地域でこうして作られたカカオだけを、常設の買い取り店で直接買い取り、雲の上の工場へと送るのだ。こうしてカカオの旅は始まる。(終わり)
SWCとスパイス!
スパイスをめぐって、人は海へと漕ぎだし、戦争までしてきた。
それはきっと、スパイスに出会ったとき、それなしのこれまでの人生が、つまらないものにさえ思えたから。
トウガラシ、クミン、クローヴ、ターメリック、黒胡椒….
ハッとするような風味で、身体の芯に響き、美味しい楽しい気分をくれる。
スパイスをちょっとふりかけて、こんどは世界をつなげる旅へ。
(地球上でスパイスがよく育つ国は、コーヒーの育つコーヒーベルトとほぼ同じ地域内に位置する。
育つまでの期間が短く、無農薬で育てやすいスパイスは、フェアトレードにとっても重要な産品。)
カカオと世界への問題提起
サリナス村のチョコレートとネスレのチョコ
南米はカカオの原産地。エクアドルにも美味しいカカオがある。そのカカオを、アメリカやヨーロッパのチョコレート会社がチョコレートにして、世界に売っている。エクアドルもそれを買っている。だって道路には、ネスレの大きな看板があるし、私は『ギャラク』っていうのが美味しいと知っている(反省)。
でも、エクアドルがチョコレートを売らないのはなぜ?アメリカよりもずっと安く、しかも「本物」のチョコレートが作れるはずなのに。実はアメリカが、ヨーロッパが、そして先進国が、エクアドル産のカカオは輸入するけれど、チョコレートには高い関税をかけて、売れないようにしているのだ。これは、途上国が世界に売りたいと思っている、多くの産品に当てはまる。
カカオ豆
私たちの大好きなチョコレートは、カカオ豆から作られる。カカオの樹は、温暖で雨量の多い気候で育ち、高さは7.5メートルに至る。もともと森に植生していたように、日陰を好む。実は、長さ30センチ・厚さ10センチほどのラグビーボールのような形。オレンジや紫や黄色といったとても鮮やかな固い殻と、その中にあるふわふわした白い果実で、30粒くらいの空豆くらいの大きさのカカオ豆が入っている。種まき後18ヶ月から30ヶ月ほどの間に樹の高いところに実をつけるので、収穫のために約3メートルほど枝打ちされる。カカオ豆からは、カカオバター、カカオペースト、チョコレートリキュール、ココアパウダーなどが作られる。
プランテーション
世界のカカオの年間生産高は、約270万トンである。これは、石油、コーヒーに次いで世界で3番目に大きい市場である。そのほとんどが、プランテーションといわれる先進国の大資本による大規模農園で作られる。プランテーションの多くは、熱帯雨林を大規模に破壊して作られた広大な土地に、カカオのみを単一栽培するやり方。さらに生産効率を上げるため、品種改変をし、香りが低くても収量が多く、樹の下の方に実をつけるカカオが増えている。農薬はヘリコプターによって空中散布されたりもする。
先進国で禁止されている最も危険な農薬12種類のうちの9種類を含めた30数種類の農薬が、そこで働く何の知識も知らされることもない労働者の体を蝕んでいる。毎年2500万人の農業労働者が、農薬中毒に陥っていると推定されている。もちろん、地下水も大地も汚染される。
カカオ豆の先物取引
また、カカオ豆は年によって極度に価格変動をする。 天候等に影響を受けるケースもあるが、 投機目的でそれ以上に価格が変動してしまう。 カカオの国際相場は、ロンドンやニューヨークの1次産品市場で主に決定される。 ロンドン市場はスターリングポンド(イギリス通貨)建てで、主として西アフリカ産のカカオ豆を取引し、ニューヨーク市場は米国ドル建てで、主として中南米産のカカオ豆を取引する。一般的には、カカオの供給が需要を上回る際には価格は下落し、価格が下がったときは立場の弱い生産者にしわ寄せが、反対にカカオの供給が需要を下回るときには価格は上がる。価格が上がったときは、投機家がその利益のほとんどを持っていってしまい、生産者はあまり利益を得られない構造になっており、コーヒーと並び「不公正な貿易」といわれる。短期的に作り手は、カカオの生産を需要に合わせて調整することができない。なぜならば、カカオの木が初めて実をつけるまでに6~8年の歳月が必要であり、生産者にとっては、こうした需要と供給のゲームにすばやく対応することは不可能だからだ。
作り手と先進国による貿易
植民地時代に石油で得たオイルマネーの投機先として、カカオのような輸出用の換金作物の栽培を、世界銀行や生産国の政府が奨励した。現在は、過剰生産のために価格が世界的に落ち込んでいる。例えば、2000年のEU統合の際、カカオバターの代わりに植物油を5%まで使用することを認め、各国の「チョコレート」の認識をそろえた。このことによって20万トンものカカオ豆の需要が減った。多国籍企業の利益を優先させ、収入の大部分をカカオに依存していた農民の生活を崩壊に追い込んだ。現在の生産量が320万トンであることからすると、全体の5%以上のカカオ豆が余ることになり、特に西アフリカの生産者は大打撃を受けた。
カカオ産品に対する世界の需要は依然高く、カカオ貿易の83%を3つの企業が占めている。一方、世界の供給量の70%はカメルーン、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリアの小規模農家によって生産されている。他の主要生産国としては、ブラジル、インドネシア、エクアドル、ベネズエラが挙げられる。
児童労働
貧困による児童労働も長年の問題となっているが、なかなか改善されていない。かつて王侯貴族の嗜好品であったチョコレートをおやつに食べている子供がいる一方で、奴隷として昼も夜もその原料であるカカオ豆の収穫をさせられている子供が同じ地球にいるのだ。映画『チャーリーとチョコレート工場の秘密』では、ものすごい数のチョコレートがそれぞれの街に住む子供たちに届いたけれど、カカオ豆を作っているのは小人でみんな同じ顔をして同じように働き、そういえば子供なんていなかったはずである。
国際熱帯農業研究所はカメルーン、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリアの4カ国にわたって約1500の農場を調査した。その結果、何十万もの子どもたちがカカオ農場で危険な仕事に携わっていることが明らかになった。最も重要な統計データを以下に挙げる。
- 284,000人の子どもがマシェティを使って畑を切り開いている。
- 153,000人の子どもが防護用具なしで殺虫剤を使用している。
- 他の子どもはカカオのさやを摘み、豆を取り出すため切り開く。
- カカオ農場の64%の子どもは14歳以下で40%は女子である。
アグロフォレストリー
伝統的な手法でカカオが栽培されてきた地域には、わずかに森が残っている。森の中で低木の一部を切り、木陰で育つカカオやコーヒーを植える森林栽培のおかげで、伐採を免れ、周囲には手付かずの森が、奇跡的に残されている。また、カカオを育てる農園には、沢山の種類の鳥が見られることが明らかになっている。カカオにとって害になる虫を鳥が食べてくれ、日陰で育つことで上質な香りの良い豆がとれる。
こうして森を守りながら育てられたカカオ豆を、複数の仲買人や多国籍企業に買いたたかれることなく、美味しいチョコレートにしてしまいましょう!ということで、無農薬栽培の上質なカカオだけを近隣の村から買い取り、村のちいさな工場でパッケージングまでをしているのが、サリナスのチョコレートです。
FREE TRADE IS NOT WORKING
2005年12月19日
WTO閣僚会議閉幕に際してのGCAP(貧困と闘うグローバルなキャンペーン)の声明 12月18日、香港で開かれていたWTO(世界貿易機関)閣僚会議が閉幕しました。豊かな国々は、言い争いを繰り返し、傲慢な態度を示すばかりで、世界中の貧しい人々を裏切ることを選びました。不公正だらけの世界貿易の存続を許すことにより、よりよい明日を求める何百万人もの貧しい女性や男性、その子どもたちの日々の暮らしを売ったのです。
今年2005年、世界の人々は大きな声をあげました。しかし、豊かな国々は、かろうじて小声で囁いただけでした。今回の「開発」ラウンドと呼ばれた交渉は、最も豊かな国々が、商業的利益を超えて途上国の真の「開発」に向けて物事を前進させる機会でした。しかしそれは、無駄にされてしまいました。
世界貿易の大きな不公正さがただされない間、何百万人もの女性、男性、子どもたちの基本的人権である、飢えや窮乏のない尊厳のある人生を歩むという権利が否定され続けるのです。
今回、豊かな国々は、農業補助金や市場へのアクセスの大幅な改善に着手することを怠り、途上国自らが発展の道筋を決める政策選択ができるようにすることを拒否しました。結果として、豊かな国々は、2015年までに、貧困にある人々の数を半減するというミレニアム開発目標達成という約束を破りました。約束したにもかかわらず、行動をしないのは、嘆かわしいことです。
GCAPは、次回の交渉ラウンドに向けて、先進途上国と最貧国とが連携することを求めます。世界中の何百万人もの人々は、公正な貿易のための闘いに向け、連帯するでしょう。私たちは、貧しい人々の声が聞き届けられ、世界経済に正義がもたらされるまで、この闘いを続けます。ほっとっけいない世界のまずしさキャンペーンサイトより
2005年WTOに際してFree Trade is not working (Anita Roddick)