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サリナス村のチョコレート

首都キトからバスで6時間、最高峰チンボラソ火山の近く、標高3000mのサリナス村で採れたカカオのチョコレート。『日本の文化にフィットする味やデザイン』を意識し、ピーナッツ・キヌア・アヒ(唐辛子)などの食べやすい板チョコレートの他、ついつい手が伸びるコーティングチョコ『カカオの魔法』をご用意。

「サリナス」とは岩塩を意味し、一帯では岩塩を採集することができます。砂糖の原料となるサトウキビや、キノコも自生しており、村の人達は自然の恵みを活用することで「過疎の村」から自立発展を遂げています。(詳しくは訪問記をどうぞ) 使用されているカカオ豆は近隣の村々で無農薬栽培されたもので、焙煎から包装まで丁寧に手作りされています。

マシュピの森のチョコレート

首都キトから北に車で5時間、ピチンチャ県のマシュピ農園のカカオで作ったチョコレート、ココアパウダー、カカオシロップなど。近辺で共生するカルダモンやマカンボ、パッションフルーツなどのフレーバーで、森を丸ごと楽しむチョコレートです。

この地域では大規模な森林伐採で原生林の90%が失われていましたが、アグスティーナさんとアレホさん夫妻の10年以上の働きかけの末、木々や虫や菌などの動植物の助けを借り、生態系豊かな自然を取り戻しました。再生した56haの広大な森では、コンパニオンプランツ(互いの特性を活かして、成長によい影響を与えあう2種以上の植物の組み合わせ)の原理が活用され、バナナやグァバやパッションフルーツなどの南国フルーツ、コーヒーやスパイス、着生蘭など彩り豊かな花々や動植物達も共生しています。

インタグコーヒー

インバブーラ県コタカチ群西部の環境保護区。蘭やハチドリの多様性を誇る雲霧林が覆うインタグ地方のオーガニックコーヒー。農薬の使用や焼き畑をせず、コーヒー樹をバナナやパパイヤ、アボカドや様々な森の樹々と一緒に栽培しており、日陰で香りの高い豆が収穫できます。苦味と酸味のバランスのとれた、香り豊かで素直な味わい。

低炭素社会における必須資源、銅が埋蔵するとして、1990年代より何度も鉱山開発の危機にさらされているこの地域。森を守り、地域の生態系に寄り添った農業と手仕事で暮らしをたてようと、コーヒー生産者組合AACRIが活動しています。森林の中の畑は開墾した畑より手間がかかりますが、自給自足的に果物を収穫でき、比較的安定した経営を続けることが可能です。土の中にはミミズやバクテリア、地上にはクモなどの益虫が増え、森はもとの豊かさをとりもどしていきます。AACRIは日本への輸出による収益の5%を現地環境NGOのDECOINに寄付、貴重な森を守る活動に役立てています。

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